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ミニマリスト見習いの、よくばりジャーナル

FT受けました

前回の更新から5か月くらい経ってしまいました。
前回は新型コロナウイルス感染症が流行して、市場が混乱し始めたときくらいだったんですね。
あれから随分と状況が変わりました。

前回は「罹ってもいいや」くらいの気持ちと書いていました。
今もそこまで変わりはないですが、「罹っても免疫が長続きしない」「治癒後も後遺症が残るケースが多い」などなど、「あれ、これ罹らないほうがいいかも」と思うような言説が出てきています。
「ひとりで電車に乗っているときはマスクしないキャンペーン」は個人的にしているのですが(話さなければうつらないから)、手洗いは励行しています。
マスクしていないと白い目で見られるのはあんまり気にしないですが、自動販売機とかエレベーターのボタンとか水道の蛇口とかトイレの「流す」ボタンとか、もっとみんな警戒すべきものがほかにあると思いますよ。

巷ではいろいろな対策が講じられていて、
スーパーなんかでもレジ前のソーシャルディスタンシング・フロアサインや飛沫防止シート、カルトンを使用した金銭授受などいろいろな試みがされていますね。
個人的にはカルトンを使用した金銭授受はほぼ予防効果はないと思っていますが・・・
カルトンに一回置いていようが置いてなかろうが、現金にしろカードにしろ同じものに触れた時点で手にウイルスは付着しますよね。
まあそこらへんの検証は、今後されるようになっていくのでしょう。

前置きが長くなりましたが、4月にFT手術を受けてきました。
静脈麻酔が初めてだったので怖かったのですが、全然大丈夫でした。
麻酔がかかる直前は、寝る直前のふわ~んとする感じで、その後すぐ麻酔がかかって眠りました。
気が付いたら手術が終わっていて。その後2時間くらい安静にして、帰宅しました。

今はFTを受けて4周期目。
正確には今日たぶん生理が来るので5周期目突入しかけてるところです。
FT受けたから自然妊娠してもいいと思うのに・・・やっぱりほかにも原因があるのかしら、と現在進行形で絶望しています。
体外受精も検討し始める時期になりました。6周期目までダメだったら体外受精に移行します。

なんかねえもういろいろとしんどいのですよ。
通院して、がんばってタイミングとって、高温期ずっとそわそわして待ってるのが。
高温期におなかが痛くなると、着床の痛みなのではとか期待してしまうのが。
ちょっとした体調の変化を、妊娠超初期症状なのではと考えて期待してしまうのが。
うっすら出始めた経血を「いや、まだこれは着床出血かもしれない」と、期待と絶望が半分半分になる日の長いこと長いこと。

「気が付いたら生理が遅れていました」???ないない、そんなの全然ない。
生理予定日を指折り数えて、一日一日がとても長い。気が付くまで忘れてみたいくらいですよ本当に。
明日も体温が高温でありますように、体温が下がりませんようにと泣きそうになりながら、祈る気持ちで毎晩眠りにつく。
そして今日ばっちり下がっていました。普段の低温期よりも下がってるくらいですから、やっぱりリセットでしょう。

なんかバカみたいじゃないですか。
期待して期待して、生理が来た時に絶望してる自分が。
毎月毎月、懲りずに、学習しねえなあ、って。
毎月、ああ自分ってなんてバカなんだろうと思うんですよ。
やるせなくて惨めな気持ちになるんです。

これをあと何回繰り返さなければいけないのだろう、と考えると、
子どもが欲しいと思わなければそもそもこんな思いをしなくて済んだのに、と思います。
子どもを欲しいと思わなければ、私はずっとピルを飲んで体調をコントロールしながら、機嫌よく生きていられるのに。
8年間ピル様のおかげでホルモンバランスに体調を乱されることがなく快適に過ごしたので、尚のこと毎月がつらい。

「すぐに妊娠しました」という知人の報告を聞くと、私は何が悪いの?と考えて魔女化しそうになります。
ここのところ数年、他の人と自分を比べて落ち込む、ということがなかったので、尚のこと辛い。こんな自分でいたくない。
子どもが欲しくない人も、すぐに妊娠できる人も、みんなみんなうらやましい。

そんな今日この頃です。
私はしばらく輝く毒りんごを作る魔女になります。