comfort

ミニマリスト見習いの、よくばりジャーナル

バチェロレッテに寄せて(※ネタばれあり)(※個人の感想です)

こんにちは、ミオグロビンです。

最近は不妊治療について書くことが多かったですが、
私の好きなアマゾンプライムビデオの番組「バチェロレッテ」が物議をかもしているということで
私もいろいろ思うところがあるので、ブログにまとめようかなと思いました。

ネタバレがあるので、ネタバレが嫌な人は見ないでくださいね。


バチェロレッテが下した決断や判断基準について、
「結婚できない女性の典型」「迷走してる」などという言説が飛び交っているようです。

それは、バチェロレッテが最終的に「最後に残した二人を、二人とも落とす」という決断をし、
なおかつ、その真意について、番組(座談会含め)で「あなたのことは好きだけど恋人としてではない」と説明していて
恋人および結婚相手に求める条件を棚卸できていないように見えた人が多いからである。
・・・と私は解釈しています。

でも、本当にそうなのかな?と私は思うのです。


まず、バチェロレッテの萌子さんの「本当に交際を検討する最低条件」・・・
もちろん番組内でははっきりと言及されていませんが、大まかに下記のような感じだと思います。
・深い内面性を持っている
・ある程度人間として成熟している
・自分の意見を持っており、かつ相手にそれを伝えられる
・対話ができる(萌子さんの質問から逃げない)

で、まずこの最低条件を満たす人は、萌子さんから見て17人中、3人しかいなかった。

その3人とも、人としては好きだし、仲良くはなれるけど、生涯を共にするパートナーとしてはちょっと違った。
ってそれだけの話なんじゃないかなと思うんですよ。
だって最低条件を満たすのが3人ですよ?いくらなんでも少なすぎませんか?

(ちなみにバチェラーの場合は「ルックス得点」が追加され、これがかなりの番狂わせになっています。)


で、肝心の「生涯を共にするパートナーとしてはちょっと違った」は、具体的にどこがどう違ったのか。

これは完全に「私だったらここがちょっと引っかかる」というだけのポイントなんですが・・・
まず、3人のうち、最初に落ちたのはローズ君で、「とても惹かれるが、恋人として好きという気持ちではない」という理由でした。
この時点で萌子さんは、「黄さんは男性として結構魅力的」「杉ちゃんのことは、好きになりたいと思っていて、好きになれる可能性がある」と思ってこの二人を残したんじゃないかというのが私の予想です。
ローズ君は「二人の関係に安定感がありすぎて、気持ちが変わらなさそう」という感じではないかと。

そこで最後に二人とも落ちた理由・・・
ほんとに「私だったらここが気になるなーーー」っていう超・超個人的な意見&想像で申し訳ないんですけど・・・
基本的な立ち振る舞い(話し方、座り方など)なんじゃないかなと思ったんですよ。
だって、基本的な立ち振る舞いって、結構人となりを表すものではないですか?
話し方が嫌いな人って、性格も好きじゃないな・・・ってパターン、私は結構あるんです。
だから、萌子さんは前述の最低条件で足切りをかけたあと、最後の最後で、二人の男性の立ち振る舞いとかを改めて見直してブラッシュアップしたんじゃないかと思うんです。

黄さんについて私が気になったところは(あくまで私だったら気になるというところです)
・座り方
・女性の扱い
です。

まず座り方ですが、黄さんはイスに深く腰掛けて背もたれにもたれて体重を預け、よく言えば「自信があって」「リラックスしている」ように、悪く言えば「横柄そう」「偉そう」に見えます。
これって、なぜか萌子さんがいる場面でやっていることが多い・・・ような気が私はしてるんですよ(要検証。私の先入観かもしれません)
なーんか、女性に対して、黄さん自身も気づいていないような何かがあるんじゃないかなと思っています。

関連しますが、女性の扱いについても・・・黄さんのご両親に萌子さんが会う回のとき、その前に取引先との商談(?)に萌子さんを連れて行った時のことが引っかかります。(ほかの方も指摘されていて、焼き増しになってしまいますが)
女性を連れていき、意見を取り入れるつもりがさらさらないのに意見を求め、「やっぱ女性の視点は違うな~」と表面上ほめそやす。
黄さん自身もしかしたら自覚はないかもしれませんが、どこか女性を下に見ているところはあるのでは、と思います。

このタイミングで言っても信じてもらえないと思いますが、私は実は最初からずっと黄さん推しなんですよ・・・それはかっこいいからで、仕事の姿勢も尊敬できるのですが、でも結婚はしたくないなと思います。
それは、対等なパートナーシップを気づくのが難しいと思うからです。
ちょっとずつ、お互い自覚しないくらいの薄さで「見下されている感じ」が積もっていき、フラストレーションがたまり、いつか爆発するか病むかしてしまうんじゃないかなあ・・・と想像してしまうんですよね。
そいで、黄さんは女性を下に見ている自覚はないと思うので、指摘してもたぶん「自分はそんなつもりではない」と言って済まされてしまいそう・・・
見下されていることに気づかない・気にしない(ないがしろにされることに慣れている)女性もいますので、黄さんはそういう方と結婚されるのがいいのかなあ・・・と思っています。
萌子さんは、気づいてしまい、気にしてしまう方だと思います。


杉ちゃんに対して私が気になったことは・・・
・女性慣れ(萌子さんに対する言葉のかけ方、行動)
・話し方
です。

これは厳密にいえば恋愛経験とかに大きく左右されるのですが・・・
泣いている萌子さんにかける言葉や行動について、萌子さんの中でちょっとずつ「うれしいけど、してほしいこととちょっと違う、でも杉ちゃんはそれをできないのをわかってる、でもやっぱり違う・・・」という違和感が残ったのが一番大きな原因じゃないかなと思います。
「理解しているのに受け入れられないなんて心が狭い」と思うなかれ、パートナーになる上ではとても重要ですよ。
パートナーになれば二人で辛いことを乗り越えなければならないことも発生するでしょう。そういうときにいちいち「ちがう、そうじゃない」って思ってしまうのはとてもつらいですよ。
つまり萌子さんは「杉ちゃんがもたらしてくれそうな、自分の人生に今までなかった彩にはとても期待していた。けど、杉ちゃんと一緒なら一緒に困難なことも乗り越えられるというイメージが今一つ持てなかった」んじゃないかと思います。

ただ杉ちゃんは今回のことで知名度がぐんと上がりファンが増えました。
知名度が上がれば上記の引っかかりポイントを「私はマジで何も気にしない!」とパズルのピースがぴったりはまる人と出会う確率があがりますので、杉ちゃんは今後なにもしなくてもモテて、結婚すると思います。


・・・と、個人的に引っかかりポイントを上げましたが、番組でなんで選ばなかったか聞かれて、正直に答えられると思う?上記の内容を??
今の物議のかもし方では済まないし、放送事故は必至ですよね。

とはいえ、「番組上仕方ないから、うまくいかないのをわかっていて一人選び、ほとぼりが冷めたころに別れる」なんてこと、したくないし。

だから、二人とも選ばず、「人生のパートナーとしてはちょっと違う」とか「恋人として好きではない」とかと萌子さんは答え、それは大人の対応だった。
だからちょっと謎が残り、今物議をかもしているのだ・・・と私は思っています。


長くなりましたが言いたいのは「なんか萌子さんが批判されているけど、私は全然そうは思わないよ、むしろちょっと的外れなんじゃないかと思ってるよ」ということです。

萌子さんの今後の人生が実りの多いものになることを切に思っています。
お子さんに恵まれますように!