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ミニマリスト見習い・調剤事務の、よくばりジャーナル

調剤薬局とお薬手帳2

前回の記事の続きです。


前回の記事では、
調剤薬局お薬手帳をご持参されなかったときのほうが、ご持参いただいたときよりもお会計が安くなっていたことと
そのことをめぐる調剤薬局界の葛藤を綴りましたが

今年、平成28年4月の改正で、
お薬手帳を、半年以内に継続して同じ調剤薬局に持ってきていただけると
薬局によってはお会計が安くなるという風に変わったのです。
(すべての薬局が対象なわけではないのです、ご了承ください!)

前回の改正では多分、
どっちかというと主眼は「ジェネリック医薬品の推進」でした。

ジェネリック医薬品での調剤の割合が多い薬局が取れる加算(ボーナスポイントみたいな)があるのですが
それをとれる薬局の条件のハードルが上がり、
条件を満たして認められると取れるボーナスポイントも上がったはずです。

(これはジェネリック医薬品での調剤を拒否しても加算されます。
施設に対して認められているので、患者さま個人がどうこうという問題では残念ながらありません。)

大きな流れとしては、狙いは「医療費の削減」ですが、

おそらく患者さま一人ひとりにちまちまとジェネリック医薬品をおすすめするよりも、

患者さまが家で密かに余らせている薬を何とかして減らし、
お薬を出すときは、患者さまがどのくらい薬を余らせているかを医師・薬剤師ともに確認して

必要であればお持ちいただいて、見ながら処方量を調節することで
医療費を削減できる効果のほうが大きいのではないか?

そのためにはお薬手帳が有効活用できるのではないか?

そのためにはお薬手帳を持ってきたいただいたら安くするほうがいいのではないか?

と方向転換をしたんだと思うんですね。


患者さまには、
「服用状況を確かめるために、お薬手帳をご持参いただいたほうがこちらが助かりますので、持ってきたいただいた時のほうがお安くなるようになりました」
とご説明しております。

なんか急な扱いの変わりっぷりに
戸惑っている患者さまはとても多い!

医療従事者もみんな戸惑っています!

ちょっと180度変わりすぎ。

私は4月に実際に改正が行われるまで、

お薬手帳をご持参いただいたときのほうがお安くなるという項目は
削除されるものだと思っていました。

ただ、ちゃんとお安くなるようになったし
患者さまが家で余らせている薬についての情報を、医師と薬剤師が共有するように、処方箋の形式も若干変更がありましたので
割と本気なんだなーと思いました。

薬の節約、ということで「節薬(せつやく)」なんて言われたりもしますが
みなさん是非家で余らせている薬があれば、医師にお伝えくださいね。

独自に管理しているつもりでいたら、何に効く薬なのかわからなくなってしまった・・・
とにかく飲み忘れがたくさん余っていて収拾がつかない・・・
そんな時は、薬局にご相談ください。
お手伝いできることがきっとあると思いますので。

あ、ただ薬を無償で引き取り・処分することはできますが、
有料で買い取りをすることはできません!

そのことについては、ではまた次の記事にします。
すみません。長くなってしまったので・・・。

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